1/11 中庭先生のトレーニングでした。（多頭飼育の相談）

・ダナちゃん（推定１歳９か月くらい）引き出しから２２５日
・ミルクちゃん（推定１０カ月くらい）引き出しから１５０日目

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【センターの収容犬猫たちへ ご支援・寄付のお願い】

茨城県動物指導センターより
物資等のご支援・寄付のお願いがあります。
おやつ、バスタオルなど、収容犬たちへご支援いただけると嬉しいです。
（※12/28現在、犬の収容１２０頭、猫３０匹）
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１月１１日は、わんわんわんの日
中庭先生のトレーニングを受けました。

いままで、ずっと悩んでいたこともあり
この３連休で「困った！」と頭を抱えた出来事もあり・・・
このタイミングで、ドッグトレーナーの中庭先生のレッスンを
受けられることは非常にありがたかったです。

外はあいにくの雨模様。
お外でのレッスンは諦めて、室内でのレッスンに切り替えたのも
良い選択でした。
雨降りお天気に感謝です。

まずは、三頭ともバリケン＆サークル内で待機していました。

ここのところの三頭の様子や
現状チャコままの困っていることをお話すると
中庭先生は、わかりやすくアドバイスを行ってくださいました。

ミルクちゃんとの接し方について相談をしていると
当の本犬ミルクちゃんは、バリケン内でスヤスヤ眠っていて
いいキャラしてるんだよなぁ。
可愛いんだよなぁ。

驚いたのは、わたしが「困ったなぁ～」と思っていたことは
中庭先生曰く、別に困ったことでもなんでもなくて
そんなに「困ること」でもないそうです。

え？

あれ？？

そ、そ、そ、そうなの？？？？

プロ目線の見立ては、素人（＝わたし）とは全然違っていて
わたし、犬のことを細かく観察していなかったと猛省でした。。。

ダナちゃんとミルクちゃんの「ガウガウ」にしても
・ガウガウの時間が短いこと
・諍いの起こる回数が少ないこと
・止めたらすぐに辞めること
（すぐ辞めなくても、手を叩いて辞めたのはすごい！と言われる）
・ふたりの相性が悪いわけでない
・犬の性格もある
・ミルクちゃんは、犬との関り方が下手なのでもったいない
（これから学んでもらいましょう。）

ミルクちゃんの「フードアグレッシブ（フードガード）（食べ物を守るために攻撃すること）」
（と、チャコままが思っていること）は、そうではなくて
食べ物に対する執着が強いとのこと。（現在トレーニング中です。）

では、どうしたらいいのでしょうか？

その答えは「これが正解」というものはなくて
やっぱり当たり前なんだけど
その犬の性格や、その時々の状況、その時、その個体によって
全然対処の仕方が違ってくるとのこと。

なので、細かく、細かく、犬を見て
ひとつひとつ教えていくほかないと。

うーん、犬って難しい。
それゆえ、犬っておもしろいのかも。

いいことも、そうでないことも
いろいろなことを教えてくれる保護犬たちに感謝です。

さて、いよいよ犬たちと一緒にレッスン開始です。
いつもは一頭一頭行うのですが
今日は「多頭飼育での飼い主のかかわり方」を教わりました。

（この場合、飼い主＝チャコまま）

おやつをあげる中庭先生。

「ダナ、たべたいダナ。」ｂｙ　ダナちゃん

ダナちゃん、可愛くしてももらえませんよ。（笑）

「伏せ」
のコマンドで伏せるスカイ＆ダナちゃん

ミルクちゃんは反応せず・・・。
伏せは得意なミルクちゃんなのに、おかしいなぁ～。

と、ここでミルクちゃんが（こっそり）スカイにちょっかいを出して
速攻！中庭先生に見つかって注意を受けました。
（チャコまま、ぜんぜんわからなかった・・・）

緊張感のかけらもない、ダナちゃんの伸び～

緊張感漂うミルクちゃん・・・
「なんでバレた（注意された）ミルか？？あの人、ヤバいミル！ヤバいミル！！」ｂｙ　ミルクちゃん

この一件で、ミルクちゃんのスイッチが切り替わりました。

中庭先生、すごい！

おやつをもらうときは順番だよ。
他の子にちょっかい出さなくても
ミルクちゃんももらえるから、安心して待っていればいいんだよ。

と、何度も何度も繰り返し伝えます。

「俺は待てるぞ。」ｂｙ　スカイ

「ダナも、そうやって教わってきたダナよ♪」ｂｙ　ダナちゃん

賢いミルクちゃんも理解したようです。

次は、立って三頭におやつを与えるトレーニングです。

なんてことない、いつもの光景ですが・・・
中庭先生から説明を受けて犬たちの動きの観察していると
ああ！それはそういう意味だったのかーーー！！！
と、彼らの細かな動きを見逃していた自分に気がつきました。

（説明を受けているにも関わらず、一瞬の出来事なので見逃すわたし・・・orz）

犬たちの真剣な眼差しと集中力！！！
まるで別犬！シャキーン！

同じ犬なのに
関わる人によって
こんなに変わるなんて・・・

続いて、バリケンを使った訓練へ

ミルクちゃんは、バリケンに入るのは得意中の得意！
この中で、待てや座ったり伏せたりすることを指示しています。
（とても上手にできました。）

上手にできたので、おやつをもらっているミルクちゃん。

このまま、スカイとダナちゃんが（わざと）わさわさする環境の中で
ミルクちゃんは、集中して、待て・伏せの練習をしていました。

中庭先生の指示を受けて
チャコままは、部屋の中を端から端まで移動して
スカイとダナちゃんを”わさわささせる役”をやっていました。

スカイはホイホイついてくるけれど（さすが相棒！）
ダナちゃんは、おやつをもっている中庭先生が気になっていました。（おーい！）

ミルクちゃんは、チャコまま（おやつ？）が気になるけれど
指示に従って、その場を動かないで待っていました。
すごい！すごい！すごい！

打てば響くとはこのことか！
ミルクちゃん、教えたことを上手にクリアしていきます。
そして、スカイ＆ダナちゃんに対しても
その後の行動が落ち着いていました。

まるで同じ犬とは思えない変わりように
中庭先生のすごさと
ミルクちゃんに対する関わり方の
改善点がわかりました。

わたし、犬たちのサインを見過ごしていた。
その見過ごしていた（細かな）ことが
積もり積もって、困ったことに繋がっていた。

いくら指示（コマンド）を出しても
人間の言葉で繰り返し教えても
犬に伝わっていなかったらなにもならない。

だけど、犬に理解できるやり方で伝えれば
犬はちゃんと理解して応えてくれる。

これは例えるなら
まるで日本語のわからない外国の方に
日本語で説明をしているようなもの。

オクシタン語で話されても
わたしには、さっぱり意味がわからないのと一緒ダナと。
（同じ日本でも、方言の理解は難しいダナ）

犬は賢いいきもの

人間の関わり方次第で、こんなにも変わっていく。

犬たちのことを、もっと理解したい
一緒に生きて生きたいと強く感じた
非常に有意義なレッスンでした。

中庭先生、今日もありがとうございました。

チャコまま

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