【疥癬治療レポ】富士サン兄妹 5日目
2020年1月31日 酷い疥癬の仔犬(推定生後3カ月半)の兄妹を保護しました。
富士♀ちゃん&サン♂くん。人馴れしていない野犬の仔犬です。
皮膚の状態が悪いので、かなりショッキングな見た目ですので
閲覧注意!(見たくない方はこの先ご遠慮ください。)
見た目とは裏腹に、仔犬たちは食欲もあり元気に過ごしています。
後学のため当面の間、疥癬の改善していく過程を【疥癬治療レポ】します。
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さて、5日目の朝。
なんとーーー!!!
症状が悪く元気がいまいちだった富士ちゃん(左)の顔が上がりました。
可愛い~♪
「ぼくも一生懸命食べてるよ~。」by サンくん(右)
ふたり仲良く並んでご飯。
その後・・・
サンくんがペットシーツをビリビリやって遊び始めたので
「こらーー!」って怒ったところ。
しかし、内心は・・・悪戯する気力が湧いてきたようで嬉しいのです♡
「やべっ!」って顔してるサンくん(右)。(笑)
ふたりして、手足を伸ばして寝ていたので
写真を撮りに近寄ったら、やっぱり起きちゃた。
「なんかお尻が重いような・・・」by サンくん♂(左)
「これは枕にちょうどいいわね~。」by 富士ちゃん♀(右)
「いや・・・でも、重いよ。」by サンくん
富士ちゃんが、こんな風にリラックスしているなんて
うれしいなぁ。
ずいぶん身体が楽になってきたんだと思います。
サンくん(左)は、優しい男子なのよね~。
富士ちゃん(右)は、気性が激しいみたいで、怒ってはサンくんを尻に敷いています。
(女子が性格キツイのは人も犬も一緒でしょうか。w)
「ご飯だよ~」って声を掛けたら、サンくんが反応してくれた。
食事がくるのを待っているところ。
可愛いっす!
夕ご飯中。
薬を食べているかどうかを見張っています。
サンくん♂(右)の方が、食べる勢いがあるので完食も早いです。
一方、富士ちゃん♀(左)は調子が悪いのもあり、食べるのもゆっくりでしたが
今日は勢いよく食べていました。
「ぼく、食べちゃったよ~。」by サンくん♂(右)
食事を残したまま、富士ちゃん♀(右)は排泄へ。
コクシジウムの治療中のため、ウンは軟便で数か所に分けて排泄していました。
上手にシートの上でするのでありがたいです。
そして、サンくん(左)は・・・
富士ちゃんが残したフードを我慢しきれず食べちゃいました。(笑)
(いつもなら唸って怒られるけれど、今日は排泄で唸れないのでチャンス☆だった模様)
食後のデザート、ヤギミルク。
ものすごい勢いで飲みます。(これは、我が家に来た時から勢いが変わらない)
「いいなぁ。あたしも飲みたいなぁ。」by はなちゃん
そしてそして。
夕方からは、サンくんに「遊びたい」気持ちが出てきたのか
シーツをばりばりやったり、富士ちゃんにちょっかいだして怒られたりしていたので
オモチャを与えてみました。
すると・・・
遊ぶ気力はないだろうとおもわれていた富士ちゃん(手前)が、先に食いつきました。
サンくん(奥)は・・・怒られるので黙ってみてる。
まだまだ皮膚は赤いですが、カサブタがぽろぽろ取れてきて
傷口が治ってきています。
心配していた富士ちゃんも、今日は皮膚からの出血もなく
快方に向かっていることが目にみえてわかりました。
なにより、ふたりの気持ちが明るくなっているのが嬉しいです。
深夜に帰宅したチャコぱぱが、仔犬部屋から膿や血の匂いが消えたと
嬉しそうに言っていました。
確かに、今日から疥癬独特の匂いや、ウンの匂いが変わったことを
わたしも感じていました。
「今だから言えるけど・・・
死ぬことはないとわかっているけど
富士サン兄妹、大丈夫かな?って思ったよね。
特に富士ちゃんの方。」
と、ふたりで話し合ってて
やっぱり同じこと思っていたんだなと感じました。
たった5日ですが、ずいぶんと元気になったものです。
よかった、よかった。
<撮れたて動画>
夜、ほんの短い時間でしたが
初めてふたりで遊んでいました。
運よく動画が撮れましたのでご覧ください。
富士ちゃんが怒って即終了でしたけど・・・(笑)
女子は強し。男子は優し。
気がつくと、毎日深夜になっています。w
チャコまま
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