1/19 茨城県動物指導センターの取り組み(後編)

昨日のブログの続き
1/19 茨城県動物指導センターの取り組み(前編)

 

きーちゃんを引き出しに行ったときの
茨城県動物指導センターの様子と
センターの取り組み(後編)を
チャコまま目線でご紹介します。

 

というのも
現場を観る人の主観が入りますので
「可哀想」「酷い」という気持ちが強いと
そういう見方になりますし
「希望はある」と、良い面にフォーカスすれば
そういう見方になります。

 

わたしは、いつもできる限り
そこに「希望」を見出したいと
思いながら物事を見ています。

だから「気の毒」だとは思うけど
「可哀想」とは思わないです。

 

 

茨城県動物指導センターに収容されている犬たちは
一頭一頭名前が付けられています。
(収容期間の短い仔犬は除く)

 

センターの取り組みで、これは良い!と
思うことの一つに「お散歩練習」があります。

いま、センターでは「お散歩できる子」を増やすため
一生懸命お散歩練習に取り組まれているそうです。

 

「お散歩練習」をするためには
まずは首輪をつけなくてはなりません。
それも、首輪抜け防止のためかなりキツくしたものを2本。

そして、リードも2本着ける。

そう、犬に至近距離で触ることになるんです。

体格の大きな子たちが多いから
暴れるかもしれない、噛まれるかもしれない
逃げるかもしれない・・・何が起きるかわからない。
けど、少しずつ犬を慣らしながら練習してくれる。

 

そして、外に出す時も、リード慣れていないから
暴れる、リードを噛む、こちらに向かってくる
歩かない、逃げる、などなど
一筋縄ではいかないこと、容易に想像できます。

そこも、少しずつ試して、慣らして
外に出て、お散歩できるように練習してくれています。

 

様々な業務を忙しくこなしながら
犬たちのお散歩練習をしてくれている。
これは、本当にすごいことで
素晴らしい取り組みです。

 

 

大部屋から、個別房に移ったことで
お散歩練習を始めてもらえた子。(お名前忘れました。ごめんなさい。)

以前から、彼女がワンワン吠えている姿をみていたので
まさかお散歩できるとは!と感動しました。

 

昨日のブログでご紹介した
センターで一番体格の大きなガーディくん。

さて、きーちゃんを積んだし、よし帰ろう!
としたとき・・・

 

まさか!の、ガーディくん登場!

なんと!お散歩練習してもらっていました。

うわー!
犬舎でみるより、全然いい感じ。大きい!

ずっとガーディくんを気にしていた、ミニさんは大喜び

チュール大作戦

はい、どうぞ

「いやぁ~、ぼく、遠慮しておきます。」by ガーディくん

そんなこと言わずに、どうぞどうぞ♪

食べたのかな?食べなかったのかな?

ガーディくんの散歩風景をみられたこと
たぶん、ボランティアさんの中で
初めて見たのがわたしたちという光栄♡
うふふ

 

そして、他にもお散歩練習をしてもらっている犬たちが!!!!

うわー!すごい、すごい、すごい!

この後も、続々と他の職員さんに連れられて
お散歩練習をしている犬たちが登場してくれました。

 

職員さんと一緒に
ガーディくんのお散歩体験をする、ミニさん
笑顔のガーディくん。落ち着いていますね。

ガーディくん、ものすごく人馴れしているわけではないですが
こうして人に囲まれても、普通に落ち着いていられます。
噛まない、触れる、ハーネスも着けられる。
こういうのも、外に出してお散歩練習してもらっているからこそ
わかることです。(犬舎の中ではわからない)

いい笑顔ダナ

なんだか楽しそうダナ

職員さん曰く、ガーディくんは野犬ではなく
もともと人に飼われていたのではないかとのこと。

いままで見たことない光景や
普段伺えないお話もたくさん伺えて
とても実り多い充実したセンターでの出来事でした。

きーちゃんに、ポチの会さんに感謝です。

 

 

そして、取り組みのひとつ
缶バッチ作成(猫バージョンもあります)

ふれあい犬バージョンもありました。
サリーちゃんファンのわたしは
可愛い彼女の缶バッチをもらってきちゃいました。うふふ♡

余談ですが、立地規制の一覧表。(「畜舎」に当たるんですね)

わたしが茨城県動物指導センターと関わり始めたころ
「犬の殺処分全国ワースト1」の茨城県に比べたら
今の状態は、考えられないくらい進化しています。

一番の進化は
全国ワースト1から「殺処分ゼロ」になったこと。
(とはいえ、問題はあります。)

犬舎もキレイに清掃されていますし
茨城県動物指導センターの取り組みや在り方も
登録ボランティアさんの要望も取り入れて
少しずつ良い方向へと変化していると、わたしは思います。

 

まだまだ改善の余地はあるし
できることはあります。

 

センターは捕獲された犬猫を収容するところであり
センターが犬猫を増やしているわけではなく

増やしている現場は、県内の別の場所に点在していて
犬も人も環境もと、複雑な要因が絡まって
一筋縄では解決しないし、特効薬もない。

それでも、現場で地味に地道に蛇口閉めに、啓もう活動にと
取り組まれている保護団体さん、個人ボランティアが
いることも忘れてはいけません。

 

最後に、センターからのご支援・寄付のお願いです。

追記
オヤツについて
個別房では、ささみ巻きガム(ゆっくり楽しめるオヤツ)
集団房では、すぐに食べられるオヤツがいいかな、と職員さん談。

 

 

なにが自分にできるだろうか。

わたしは、わたしにできることを
コツコツと地味に地道にやっていきます。

 

チャコまま

 

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仔犬のみなとくん、「ペットのおうち」にて里親募集中です!

◆みなとくん♂(推定6カ月)

トレーナーの手がける保護犬の仔犬♂みなとくん

みなとくんの様子は、預かりさんの
ドッグトレーナー中庭先生ご夫妻のインスタからどうぞ↓
https://www.instagram.com/dogtrainingwanlife/

 

仔犬のるいちゃん、「ペットのおうち」にて里親募集中です!

◆るいちゃん♀(推定7カ月)

人慣れしている可愛い仔犬♀るいちゃん

るいちゃんの様子は、預かりさんの
ちゃちゃちゃん&つくねちゃんパパさんママさんのブログからどうぞ↓
・保護犬ちゃちゃとつくねの日常

 

◆ミルクちゃん♀(推定2歳10か月)
2023年12月2日~トライアル中です。

 

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<けいせつ基金さんの本気の活動>

茨城県内の雑種の犬(オス・メス)の飼い主さんへ
不妊手術の助成をされています。
↓  ↓  ↓  ↓

けいせつ基金を使って不妊手術を勧めてください

蛇口を締める活動・・・
素晴らしい活動に、本当に頭が下がります。

 

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※センターに毛布やタオルのご支援をお願いします。

★茨城県動物指導センターからご支援・ご寄付のお願い(PDF)

茨城県動物指導センターでは、現在敷物の毛布やタオル類が不足しているようです。
タオル等のご支援をよろしくお願いいたします。
できましたら、一緒に収容犬たちへのおやつも同封していただけると
非常にありがたいです。

 

◆茨城県動物指導センターの収容犬へプレゼント(ほしいものリスト)

 

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「チャコままの保護犬ラジオ」(スタンドFM)
(誰でも無料でインターネットやアプリから聞くことができます。)

https://stand.fm/channels/5fa6053fae8f0429972c845b

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