出産から二日目。
おつかれ奏音と仔犬(まだ名前はない)
朝、目が覚めると、二階まで漂うウンの匂い・・・
でーたーなー。
もう少し寝ていたいけれど、気になるので起きる。
見ると真っ黒な軟便とおしっこが、シーツの上に上手にしてありました。
えらいな、奏音。
ふにゃふにゃだった仔犬たちも、少ししっかりしてきています。
奏音の体に上っている子も!
(写真撮る直前まで、へそ天で暴れてました。可愛すぎ!)
たった2日なのに、なんてたくましい生命力。
なにやってるんだろ?
動くの早いなぁ。
白黒の仔犬を見るたびに、どうしてもホルスタインを連想してしまう。。。
牛の赤ちゃんか?
朝の軟便から続いて、便が緩いため排泄のために外に出せと訴えられ
(バリケンの外に出て「ハアハア」いってるのでわかりやすい)
大慌てで庭へ出すこと5~6回。
そのたびに、水様便が・・・
(例の網ですくうので始末が楽です。)
ああ、これは何か細菌か虫がいるなと思い
獣医さんにて検便。(後ほど書きます)
仔犬の寝姿を見ていると、時間があっという間に過ぎる。
さすがに奏音も疲れて眠い様子。
仔犬を触ろうとすると、すぐに取返しにかかるのでまだ体重も測れていないです。
すでにへそ天で寝ている子。
きっとおおらかな性格の子に育つのだろうなぁと推察しています。(笑)
ひっきりなしに、仔犬の排泄物を始末する奏音母さん。
バリケンの端っこで、立ち寝をしている子。(笑)
生後2日目で、バリケンから脱走を図る子も!
なんてアクティブなんでしょう。
途中で力尽きて寝る。
さて。
昼前に、獣医さんへ検便に。(今日も待ちましたが、先日ほどではありません。。。)
奏音の結果はこちら↓
犬鞭虫とカンピロバクター検出。。。
犬鞭虫駆虫のために、ドロンタールプラス(回虫、鉤虫、鞭虫、瓜実条虫に効果あり)
を2錠処方していただきました。
「これ、ぼくものんだことあるよー。」by フォーくん
ドロンタールプラスは1錠で体重10キロ分に相当。
奏音は16.4キロなので2錠必要になります。
余談ですが、1錠あたり10キロなので、半錠で5キロ、1/4錠で2.5キロの個体に対応します。
仔犬たちには、生後2週以降に1/4を飲ませる予定でいます。
(いままで引き出した仔犬たちも、みんなドロンタールプラスを飲ませています。
が、のちにいつもなんか(瓜実条虫とか、瓜実条虫とかw)が出てきます。)
ちなみに、獣医さんは自由診療で保険がききません。
さらに、体重で金額が変るため大型犬(大型動物)ほど医療費がかかります。
例えば、ドロンタールプラス1錠につき薬価2000円ですが(病院によって金額が異なります)
スカイ(30キロ)なら3錠必要ですので6000円に。
仔犬(2キロ弱)なら1/4錠で済みますので500円といった具合になります。
わたしは7年前に保護犬のチャコ(大型犬25キロ)を飼うまで
この自由診療と体重加算のことを知らなくて
「だから大型犬はお金がかかるっていわれるんだーーー!」
と、妙に納得したことを思い出します。
もし、このことを知らなくて、これから動物を飼おうと思っている方が
いらっしゃいましたら、何かの参考にしていただければ幸いです。
病院に置いてあった小冊子「ある犬のおはなし ~殺処分ゼロを願って~」と
「人生はワンチャンス!」
さてさて。
奏音さん、ドロンタールプラスを口の奥に放り込むと上手に飲んでました。
攻撃性もなく、基本やられたい放題なので扱いが楽で助かります。
夕方。
食欲がなくて、フードを半分くらい残す奏音母さんが
スカイとフォーくんの食事を準備していたら、嬉しそうにしっぽふって
地団駄踏みながらバリケンから出てきました。(喜んでるってことですね)
ん?
また排泄か???
と、思って慌てて外に出すと、おしっこは出たけど「そうじゃない!」って態度。
も、もしかして。
ご飯食べたいの?
「大当たり~~~。」by 奏音母さん
めちゃくちゃがっついて食べてくれました。
ああ、嬉しいなぁ。嬉しいなぁ。
やっぱりこうじゃなくっちゃ。
少し食べ残して、仔犬たちに呼ばれバリケンに戻るも
しばらくすると残りを食べていました。
もうすこし食べたそうだったのでお代わりをあげると
それも完食していました。
下痢の頻度も下がり、ひとまずホッとしています。
ああ、よかったーーーー。
チャコまま