【疥癬治療レポ】富士サン兄妹 15日目
2020年1月31日 酷い疥癬の仔犬(推定生後3カ月半)の兄妹を保護しました。
富士♀ちゃん&サン♂くん。人馴れしていない野犬の仔犬です。
皮膚の状態が悪いので、かなりショッキングな見た目ですので
閲覧注意!(見たくない方はこの先ご遠慮ください。)
見た目とは裏腹に、仔犬たちは食欲もあり元気に過ごしています。
後学のため当面の間、疥癬の改善していく過程を【疥癬治療レポ】します。
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朝ごはん中。
最近、ご飯の途中で食べるのをやめて
ヤギミルクを待っている、富士サン兄妹。
いうなれば、お茶漬けならぬ
ヤギミルク漬けだろうか。。。
食事が終わってしばらくすると、富士サン兄妹の部屋から
鳴き声がする。
なにかと思って見てみると
富士ちゃんがおもちゃを独り占めして、サンくんを威嚇していた。
あんらまぁ。
富士ちゃん、欲張りさんだこと。
(手前 富士ちゃん 奥 サンくん)
「これはね、全部あたしのものだから誰にも渡さないの!」by 富士ちゃん
「あの、ぼ、ぼくは。長いものには巻かれろ的な~。えーっと、えーっと。」by サンくん
あまりにも富士ちゃんが抱え込んでいて
サンくんの入る隙がない。
取ると怒られるから怖いのよね~。
ということで、チャコままが助け舟を出しました。
ワニくんとボールはサンくんへ、どうぞ♪
(手前、富士ちゃん 奥 サンくん)
ものすごーく、ものすごーく遠慮がちに
ワニさんをカミカミするサンくん。
だがしかし・・・
しばらくすると、遠慮がちに噛んでいたワニさんも
富士ちゃんの枕と化していました。
「なにか文句ある?」by 富士ちゃん
「おばちゃん、ぼく、ワニさん取られちゃったよ。」by サンくん
と、まあ。
こんな感じの富士サン兄妹、可愛い写真が撮れました♡
(左 富士ちゃん 右 サンくん)
サンくん、ウインクしているみたいだね♪
さてさて。
今日は夜にまた獣医さんと看護師さんが来てくださいました。
2回目のイベルメクチン注射です。
網を使って富士サン兄妹を端に追いやったところで
獣看護師さんが皮の手袋を使って、ふたりを撫でていました。
一週間前は、富士ちゃんの口が出ていたのに
今日はふたりとも大人しくされるがままになっていて
なんというか、成長を感じるというか
撫でられて羨ましいというか、すごいなーって思いました。
だって富士ちゃん、昨日わたしがレボリューション滴下したとき
噛んできたじゃーーーん!
なになになに?この態度の変化。
そのままお口が出ない子に育っておくれ~。
サンくん♂は、イベルメクチン注射今回で終了です。
飲んでいた抗生物質のお薬(セファレキシン)も終了でOKとのこと。
富士ちゃん♀は、後ろ脚に血が滲んでいてかゆみがあるとのことなので
1週間後に3回目のイベルメクチン注射を打つことになりました。
ひきつづき、抗生物質も飲みます。
獣医さんからは「まるで(獣医師の)教科書に載っている
見本のような酷い疥癬でしたのに、よくここまで改善しましたね。」
と褒めてもらいました。
嬉しい!
チャコまま
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