2020年7月11日
仔犬の社会化馴化のため湘南合宿に出ていたサンくんを
お迎えに行ってきました。
この日、いろいろなご縁が重なりあって
チャコまま、くりんラテママ&パパさん、姪っ子さん
コアくん(旧熱くん)ママさん
ベルちゃん(旧いばちゃん)ママさん&パパさん
センターの元職員さんふたり(Aさん、Sさん)
人間9人、わんこ5頭(すべて茨城の元保護犬)の集まる賑やかな場となりました。
くりんラテママさんのブログ
↓ ↓ ↓
前日から嬉しすぎて、楽しすぎて
チャコまま、まるで夢を見ているような時間でした。
湘南はものすごく渋滞していて
到着時刻を大幅にすぎ
しかも道を行き過ぎたところで
犬を連れて歩いている皆さんと合流できたという
なんともマヌケな「お久しぶり!」のご対面。(笑)
サンくんとベルちゃん(月齢がほぼ同じ)のご挨拶。
フレンドリーなベルちゃんにリードされながら
サンくんも上手にご挨拶できていました。
犬は犬から学ぶ。
くりん。
サンくんのお世話をどうもありがとう!
Aさんに妙に懐いているくりん。(くりんは人を選びます)
さすが!
この日はなぜかずーっとAさんのそばにいました。
それを不思議そうに眺めるベルちゃん。
ベルちゃんに「ううー!」と唸るくりんを
絶妙なタイミングでバシッと諫めるAさん。
くりんもそれ以上は行かず。
サンくん、お久しぶりね~。
真っ白で柔らかな被毛のサンくん。ブログでみたまんまの可愛さ。
黒いお尻はコアくん。
茶色いお尻はラテちゃん。
「ところで、おばちゃんは誰?」by サンくん
すっかり忘れられています。(ですよね~)
「チャコまま~♪ 撫でて、撫でて~♪」by ラテちゃん
小さくて可愛いラテちゃん。いい子だね~、可愛いね~。
人懐っこくて柔軟なベルちゃんは、みんなにお腹を見せて
「わたしは何もしませんよ~」とアピール。
素晴らしい!素晴らしい!
と、Aさん&Sさんからお褒めの言葉をいただいてました。
遊ぼう♪と上手に誘うベルちゃんに
犬に興味のないコアくんと
遊び方のわからないサンくんと。w
左コアくん、中央ベルちゃん、右サンくん
Aさんからおやつをもらっている、くりん。
わらわらと集まる人たち
「わたしにもちょうだい!」
左から、コアくん、ベルちゃん、ラテちゃん。
後方サンくん
みんなお座りして、じっと待つ。
まるで猛獣使いのようなAさん
初見でも、犬たちの性格の違いをしっかり見極めていらっしゃる。
なにげなくおやつをあげているだけなのですが
「なにか」が違うんですよね。
さすが、センターのビビりな収容犬たちを
がっつり人馴れさせていた凄腕の方だけあって
見ているだけで勉強になります。
犬たちの態度も違う。
抱きしめられるコアくん。
仕草と眼の表情がなんとも愛らしい。
優しくおやつを食べるコアくん。
それを羨ましそうに眺めている、ベルちゃん&ラテちゃん。
無関心なサンくん。
お次は誰がおやつをもらえる番かしら。
無関心だったサンくんのことも、Aさんは忘れていませんよ。
ちゃーんとおやつの順番守ります。
サンくんはなにを見上げているのでしょう。
机の下に潜ったまま、気配を消しているようです。
「このおやつは誰のものかしら?」byベルちゃん(左)、ラテちゃん(右)
可愛い女子ふたり。
サンくんとラテちゃん。
サンくんはラテちゃんが大好き♪
お芋の次はチーズのおやつだよー♪
匂いのキツイおやつは、犬たちの嗅覚もさえわたり食いつきバッチリ!
サンくんのお目目もキラーン☆
「それ、わたしにくださいな♡」by ラテちゃん
「わーい!もらえた!」by ラテちゃん(右)
「あら、おいしそう♪」by ベルちゃん(左)
「やった!わたしチーズ好きなの!」by ベルちゃん
「めっちゃ美味しかったわよ~。」by ラテちゃん
(いいなぁ~。俺も食べたいかも~。by サンくんの心の声)
「次は俺だな!( ー`дー´)キリッ 特別にたくさんくれてもいいぞ。」by コアくん(左)
「わたしも食べるー。」by ベルちゃん(右)
このふたりのキラキラした瞳☆
なぜにサンくんはカメラ目線なの?(笑)
犬社会のルールを学び中のサンくん、ただいま勉強中。
柔軟で順応性の高い犬たちに囲まれて過ごすことで
貴重な経験をさせてもらっています。
犬は犬から学ぶ。
そんなことを知ってか知らずか・・・
Aさんとチーズに夢中のコアくん&ベルちゃん。
ちょっと大きな音がしたとき、びっくりして
とっさにチャコままの脚のうえにお尻を乗せてくれたサンくん。
「あの、いや、べつにぼくは
あなたになついているわけではなくて
ちょっとこわくて、そこにあしがあったから、つい、うっかり。」by サンくん
そうですか、そうですか。
チャコままは、サンくんのお尻のぬくもりが嬉しいですよ。
続いて獣医師のSさんも、犬たちにおやつをあげる。
Aさん同様、やっぱり「なにか」が違う。
犬たちの態度も違う。
今日初めて知ったのだけれど、Sさんはセンターにいるとき
ここに居る犬たち全員に関わってくれていました。
くりん、ピコ&仔犬(情熱大陸)、ピッコロを捕獲し(同じ場所にいた)
奏音(国体ちびーず)に医療行為を施してくれていました。
チャコままが茨城から引き出した犬は、全員Sさんも知っている。
(ピコ以降はAさんも知っています。)
なんと!
あの時の妊娠犬くりんから始まった「茨城の犬たち」とのご縁は
ここにも繋がっていたのでした。
里親さんたちも、当時のお話を聞くことが出来て驚いていました。
くりん(左)サンくん(中央)ラテちゃん(右)
群れになっている。
ぐいぐい来る、コアくん。
ところで、サンくんは抱っこできるのか?
という話になって、できるはできるが固まっている現場。
くりんラテママさんに抱っこされるサンくん。
緊張しつつも、姪っ子さんからのおやつを手から食べる。
うん、気持ちに余裕があるね。
よしよし。サンくん、抱っこはできる、と。
(後に、くりんラテママ以外の人に抱っこはできないと判明します。)
抱っこといえば、ベルちゃん。
大好きなパパさんに抱っこされる姿は
まるで恋人同士のようにラブラブです。
「うふふ♡ 抱っことはこうするものなのよ。」by ベルちゃん
いつもインスタで見ている姿を目の前で見られて感激!!!
パパさんとベルちゃんの遊んでいる様子は最高におもしろいです。
たのしい時間はあっという間に過ぎ
サンくんを連れて岐路へ。
途中、バリケンの中でおしっこするサンくんの始末を
車を走らせたままSさんが上手に対応してくださいました。
この時も手慣れていると感じたけれど
もうひとつ、AさんとSさんはプロだと痛感した事件がありました。
それは、途中で寄った狭山SAでの出来事。
車に寄ってよだれの出ていたサンくんを
お散歩も行けるし、抱っこもできるだから大丈夫と考え
バリケンから出して散歩させました。
これがいけなかった!
最初はルンルンで歩いていたサンくんですが
ふと我に返ってしまい
見知らぬ場所、見知らぬ人、車のエンジン音などなど
ビビってパニックになりました。
急いで車に引き返そうにも、後ろに下がってしまって
前に進みません。
首輪抜けを必死に抑えるも
ますます怖くなってビビるサンくん。
抱っこして戻ろうとしたところで
触られるもの怖くて口が出てしまう。
「脱走」の言葉が脳裏をよぎる。
ヤバい。
どうしよう。。。
こんなところで逃げたら捕まらないどころか
車にひかれる。
などと、あれこれ考えていると
冷静な獣医師のSさんが車からバリケンを持ってきてくれ
Aさんとふたりで手際よくサンくんを入れてくれた。
パニックになっている犬がバリケンに入るなんて・・・
絶対にそれはない!と思い込んでいたチャコままに
「こういうときは、犬にとって安全な場所を用意するんです。
それがバリケンなんです。すぐに逃げ込みます。」
とSさんは教えてくれました。
サンくんは、まだまだ人馴れしていない犬だった。
(いつものように)バリケンから出さずに
家まで連れて行けばよかった・・・。
「完全に油断していたね。」
「口が出たのは怖いから。サンくんは悪くない。」
と車内で猛反省会。
もし、この事件がなければチャコまま油断して
自宅でサンくんを脱走させていたかもしれません。
いろいろなケースを考えて、ぞっとしました。
無事、自宅に戻り
バリケンのままサンくんはリビングへ。
富士ちゃんと慣らすために、しばらくバリケンに入ったまま
様子をみることにしました。
そして、Aさん&Sさんのお楽しみタイム第二弾!
ビビりの富士ちゃんと遊ぼう♪ の巻
富士ちゃんの手からおやつをあげています。
食べません。(笑)
悔しがるAさん。
なぜかSさんの手からは食べる。
どうして?
と、おもったらヒントは「スカイのよだれ」だった模様。
「スカイのよだれ」のついたSさんの手からはおやつを食べて
ついていないAさんからは食べない。
試しに、スカイのよだれをAさんの手につけたところ
富士ちゃんが食べた!
ええええ!!
そんなことあるの?
やった!食べた食べた!
と、大喜びのおふたり。
ビビりの犬たちを、何千~何万頭見てきたかしれないAさんとSさん。
おふたりの犬に対する視線は非常に暖かくて優しい
ちょっとした変化や動きも見逃さず
丁寧に対処してくださる様子を間近で見たり
貴重なお話を伺っていると、ものすごく勉強になるしありがたかったです。
こんな風にビビりの犬を見てくださる方だからこそ
犬たちを理解して、上手に接してくれていたんだと
いまさらながらいろいろなことを感じ、学ばせてもらいました。
本当に楽しい遠足でもあり学びでもあった
貴重な機会をいただけたことに、皆さんに感謝でした。
ありがとうございます!
なぜ、サンくんだけを合宿に出したかというと
社会化期の大切な時期に
人馴れしていない性格の強い富士ちゃんと一緒にいることは
サンくんに良い影響を与えないと判断したから。
実際、我が家にいるときもサンくん(オス)は素直な性格で
トレーナーさんのいうことにも柔軟に対応していたけれど
富士ちゃんはなかなか我が強く、馴染まず。(メスなのもある)
これは、離したほうがお互いに良いと判断したためでした。
・噛まない
・人馴れしやすい
・素直な性格
のサンくんを、くりんラテママ&パパさんにお願いしたのでした。
兄妹といえども一緒に暮らさず
富士とサンを別々にしたのは大成功だったと思います。
お陰様で、サンくんはサンくんの良さが引き出され
富士ちゃんは富士ちゃんの良さが引き出され
ふたりとも、内に内にと引きこもることなく
自分の感情を外に出せるようになりました。
これは非常によい傾向です。
(後に、茨城県動物指導センターでも、性格の明るい子と
そうでない子に分けて収容するようになったと伺いました。
これはとても嬉しい変化とありがたく思います。)
あの時のあの出来事や出会いが
今、ここに繋がっていたことを知る。
あの苦しみも、あの喜びも
あの悔しさも、あの嬉しさも
全部全部つながっている。
みなさまも、どうぞよき出会いを。
チャコまま
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◇シャイで手のかからない富士サン兄妹、里親さん募集中です。
・富士ちゃん♀(ペットのおうち)⇒https://www.pet-home.jp/dogs/ibaraki/pn310136/
・サンくん♂(ペットのおうち)⇒https://www.pet-home.jp/dogs/kanagawa/pn3101
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茨城県動物指導センターでは、現在敷物の毛布やタオル類が不足しているようです。
タオル等のご支援をよろしくお願いいたします。
できましたら、一緒に収容犬たちへのおやつも同封していただけると
非常にありがたいです。
◆茨城県動物指導センターの収容犬へプレゼント(ほしいものリスト)
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