2021.5.31 茨城センターにて。気になる子たちと現状

2021年6月1日ダナちゃん♀（雑種）2022年8月里親決定！, 保護犬, 教育係スカイ（2023.06.07虹の橋を渡る）, 収容犬情報

2021年5月31日、半年ぶりにセンターへ行ってきました。
前回センターへ行ったのは、星くんの引き出しだから
クリスマスイブ以来ですね。

前日は春季オフ会でした。
昨日と同じ道を通るけれど、気持ちは天と地ほどの差。
いつもセンターに行くときは気持ちが重いです。

ミニさん、SHIKOさん、Nahoさんと一緒にセンターへ。

ふれあい犬の男の子。一年やっているので、そろそろ引退かな？と。

引き出し候補として、心に留めておきました。

後ろはタンゴくん。いい子だけれど、収容期間は長い。

ふれあい犬のぼく。

タンゴくんにも、良いご縁が繋がりますように。

ふれあい犬舎に幼犬がふたり（女の子かな）
これから、ふれあい犬候補としてトレーニングを積みます。
富士サン兄妹そっくりだな～と（同郷の小美玉市出身でした）
眺めていたら、盛大に吠えられる。ごめんよぉ～。

ひっそりと気配を消している、雄のくくりくん。

やっぱり小美玉市の出身。
何をされても怒らない。撫でられて怖くて震えていました。

左前足をくくり罠で失っています。
先日ご紹介したTwitter漫画の
ティラノ部長（現在、課長に降格）
に登場するタスケ（拾った犬、右前足がない）を彷彿とさせました。

まだ若い雄。大型犬ですが、攻撃性もなく大人しい子。
散歩も上手にできる子で、失った前足も気にせずついて歩くそうです。
可愛いな。
まったりと一緒に過ごしてくれる、いい犬になる予感。
引き出し候補として、胸の中に留めておきました。

負傷棟には老犬がたくさんいました。

富士サン兄妹や、雪ちゃん（現ノンノちゃん）、星くん（現よもぎくん）
新くん（現ボビーくん）などが収容されていた仔犬房には
だれもいなくて、ひっそりしてました。

つづいて収容棟へ。
5月28日に収容された黒ラブ。
公表期間中だけれど、すでに引き出し予約があるそうです。

昨年の７月から収容されている雄の野犬たち。
真ん中のオスの堂々とした姿に惹かれます。
が！
彼は3本のリードと首輪を破壊した上
四人の職員さんに囲まれて、ドッグランからバリケンで犬舎へ戻ったツワモノ。
とても、わたしの手には負えない・・・。

右の子は、センター内で仔犬から成犬に育った子。
人馴れしていますが、社会化順化をやり直す必要がありそうです。

9号室の野犬のメスたち。

そこに、ひとり、人懐っこいセッターがいました。
もう一頭収容されているセッターも、どちらも引き出し予約が入っています。

余談ですが、今回チャコままの引き出した「ダナちゃん」が
この集団の中に居たとしたら、どんな子か判断つかないため
わたしは引き出しできなかったです。

ひとり隔離されていたから、それで見つけられたかな。
個室にて、壁と床とがお友達のダナちゃん。

なんで個室にいたのかな？と思ったら、このカードの裏に
「小さい子をいじめていたから」
と、書いてあって笑ってしまった。

心に留めおいていた雄二頭も気になったけれど
昨年の9月から、ひとり壁と床をみて過ごしている
若犬のダナちゃんを引き出すことに決めました。

このまま、ここで過ごしてはいけない。
おばちゃん家で、医療行為と家庭犬のお勉強しましょう。

ダナちゃんってお名前、ダイアナさんみたいで素敵じゃない。
そうだ！「プリンセス・ダイアナ」を正式名称にしましょう♪
そして、ぴかぴかのお姫様になりましょう♪

と、ひとり心の中で盛り上がっていたチャコままでした。

ここで、急にミニさんが「たまちゃんはどこにいますか？」と。

手術室に居ます。
とのことで、またまた移動。

あれ？こころさん？？？

いえいえ、たまちゃーーーんよ。

ミニさんのブログ→　たまちゃんを引き出しました。

引き出しが決まって、ご満悦のたまちゃん。（いいお顔してるわ～）
職員さんとミニさんで、たまちゃんの引継ぎ中。いろいろあるからね。

と、立ち話中。

向こうから、可愛い子たちがお散歩されてきました。

あんらまぁ！可愛いおふたりさん。
上手にお散歩できるのね～。すごいじゃない！

ああ、富士サン兄妹みたいで可愛いなぁ～。
立派なふれあい犬になるんだよ。おばちゃん、楽しみにしているからね♪

こうやって、収容犬たちに
お散歩トレーニングもしてもらえてありがたいです。

しかし、可愛いんだけど・・・。
同じような仔犬が収容されてるってことは・・・
母犬は捕まってないから、こうして産まれるんだろうなと思った。

今回、久しぶりにセンターに行って感じたことは
仔犬はいないってこと。（いてもすぐに引き出される）
老犬と野犬はたくさんいる。

それから、元飼い犬であろう犬でも口咬犬（口の出る犬）の表示が多い。
これは元飼い主の責任。
どんなにいい犬でも、口の出る犬（攻撃性のある犬）に育ててしまっては
引き出しの難易度高くて、譲渡不可になりかねないです。
自分の飼育の仕方が、犬の命を左右することを飼い主の方に理解してほしいです。
（その前に、責任もって終生飼育してください。）

全体的に、社会化順化を必要とする犬がたくさん！
しかし、どれも成犬になってしまっていて
もっと早くに人間とかかわっていればと悔しい思い。

もう少し月齢が若ければなんとか・・・と、
時間を巻き戻したくなるけど
わたしにもキャパがある・・・

身体も大きく、どんな性格かもわからない犬たち
トレーニングも一頭一頭に対して行うので
それ相応の時間もかかってしまう。

要するに、一筋縄ではいかない犬がほとんどで
安易に手の出せない
譲渡の難しそうな犬しか残っていない。
なかなか厳しいな～
というのが、今回のわたしの感想でした。

そうそう。
新年度から、センター内の業者さんが変わり、顔ぶれも変わっていました。
全体的に若い方が増えて、犬舎も非常にきれいに清掃してありました。
犬のトレーニングも、積極的に行っていただいていることがよくわかります。

ダナちゃんを引き出す時、久しぶりに厳戒態勢をとって車に積み込みました。
（脱走の恐れがあるため）
そこには、当時ふれあい犬をやっていた「くーろん」のポスターがはってあります。