12/20 ミルクちゃん、犬のようちえんでハードルを飛ぶ！（ミルクの魅力）

12/20日曜日、ミルクちゃんは中庭先生の
「犬のようちえん」へ行ってきました。

（ご支援くださるみなさまのお陰です。ありがとうございます。）

彼女の性格をみて、大人数ではなく
少人数のお預かりホテルの日に来てはどうかと
アドバイスをいただいて、そのようにさせてもらっています。

その方が、ミルクちゃんのことをよく観察してもらえるのと
犬嫌い？なミルミルには、ちょうどいい距離感となっています。

犬それぞれ、性格も個性も違うこと
ドッグトレーナーの中庭先生は、よく見抜いていらっしゃいます。

そして、ミルクちゃんと遊んでくださるのは奥様の美涼先生。
ミルミルもとてもよく懐いている上に
めちゃくちゃミルクの能力を引き出すのが上手です。

良いトレーナーに恵まれて、本当にありがたいです。

さてさて。
この日は、ハードルを飛んでいました！（ええ！びっくりなんだけど！）

初めて観るものを怖がり、避けて通る
神経質でビビりな性格のミルク。
その通り、最初は驚いてハードルを飛ぶことはできません。

ですが、意外にあっさりとハードルを受け入れて
飛んでいました。すごい！すごい！すごい！

美涼先生、簡単にミルクちゃんを導いていますが
これ、実際にやったらできないんだよなぁ～。

本当にすごいです。

こちらは、ミルクちゃんと一緒に遊んでいる動画。

遊んでいるようで、（たぶん、本当に遊んでいる）
何気なくトレーニングを行っているという、スゴ技です。（笑）

「トレーニングって、こんな風に気楽で適当な遊びでいいんだよ。」
と、中庭先生はおっしゃいます。

頭の固い（真面目な）チャコままは
そこに今取り組んでおります。
（取り組むもんじゃないんだろうけど・・・ははは。）

だってさー、なんとか、なんとか、野犬の子たちを
家庭犬として里子に出したいって、がんばってきたんだよぉ。

それを、適当に遊んでトレーニングしろって言われても
言われてもぉぉぉぉぉ～。どうしろというのぉぉぉぉ。

「だーかーらー、がんばらなくっていいんだって。」ｂｙ　中庭先生

うぐぐぐ。

とはいえ、ミルクちゃんとのトレーニングは楽しくて
わたしに新しい境地を教えてくれています。

ミルクちゃん、もう１年以上我が家にいるんです。
（引き出してから、１年３ヵ月）
信頼関係もあり、基本的なしつけもトレーニングも入っていて
そこから、さらにトレーニングを続けられる子なんて
いままでなかなかいなかったものね。
（富士子やダナちゃんも、一年過ぎてお嫁に行きました。）

しかも、おやつより、トレーニング（コマンド）が好きという・・・
こんな子もいるんですね。

さてさて、そんなミルクちゃん。
オフ会では、慣れない環境＆他の犬たちにピリピリして
ガウガウやっていたので隔離されていました。
これも、彼女の個性のひとつです。

もし、次のオフ会のときも我が家にいるとしたら
ミルクちゃんは参加を辞めて、中庭先生に預けようと思っています。

そして、我が家ではこんな感じ。

わたしの脚の間（お尻）めがけて、顔を突っ込んでくれる。

そのまま、顔を振ったり、撫でてもらったりと
身体を預けてくれます。

チャコぱぱにも、同じことをするので
チャコぱぱは可愛くて、可愛くて仕方ないみたい。（笑）
しかも、ミルクちゃんの体温が温かくて、ぬくぬくしちゃう。

「ミルクちゃん、何やってんだ？」ｂｙ　スカイ
「えーっと・・・。（汗）」ｂｙ　ミルクちゃん

あははは。
普段はクールビューティミルミルですが
いろいろな顔を見せてくれるミルクちゃん、おもしろい子です。

スカイとも、こんな風に近くにいるのよね。（オフ会にて）

昨日、センターの話し合いのことをブログに書くと
ミニさんも反応して、ブログに書いてくださいました。

ミニさんのブログ↓
うちのシニアーズとぼやきました。

ひとそれぞれ立場や状況によって
いろいろな考え方も、意見もある。

そもそもの原因は
「人間の意識の低さ」これに尽きると思う。
とはいえ、この人間とは誰かというと
極悪非道な人たちは少数で
大半は、本当にどこにでもいるような
ごく普通の一般の人たちで唖然とします。

「これをやればよくなる！」
という決定打も特効薬もない現状。

その人、団体、行政が一丸となって協力し
ひとつずつ、ひとつずつ、地味に地道に
「何か」に取り組んで、行動して、人と関わって
時間とお金と労力をかけたその先に
やっと「変化」が訪れると、わたしは思います。

収容数を少なくすることが一番と
何度も行政の人は口にしていました。
そのための努力は何をしていますか？
と、問えば、なんとも他人任せな答え。

しかも１０年前から（ある地域の）状況は変わってないと
おっしゃっている。
要するに結果が出ていないのだ。

だったら、他のことを考えないとと
団体さんから声が上がる。
協力できるから、情報をくださいといっても
「できることと、できないことがある。」
と行政からの返答。

やる気があるのかないのか・・・
基準も曖昧で、なんとも歯がゆい。

（この話し合いをやって
何か具体的に決めたり決まったりするのか？と
団体さんから質問があったのもうなずける。）

悪いのは行政ではなく
犬猫を捨てる飼い主だと思う。
とはいえ、収容されたからには
行政も動く必要がある。

そのために、なにをするのか？
昭和、平成、令和と時代は変わっていて
人々の意識も変わってきている。

行政も変わっていかないと
いままでの古いやり方では
世の中の変化に追いつけないことに
危機感がない。

もっというと、自分事ではなく
他人事のようにさえ思える。

と、いろいろ書いてきましたが
１０年前と今とでは
茨城県としても、全国的にも
収容数も処分数も、収容状況も
大幅に改善されて頭数も減っているのは事実です。

だから、改善された部分もたくさんあって
それでも、さらに良くするには
改善するにはどうしたらいいのか？
さらなる問題にどう対応したらいいのか？
ということ。

わたしは、収容数を少なくするとか
殺処分ゼロにするとか、
そのための何か対策をもっているかというと
今は持ち合わせていない。

しいて言うなら、ブログで情報を発信することで
みなさんに現状を知ってもらうことでしょうか。

いまのわたしにできるのは
収容されてしまった子たちを
一頭でも里親さんに繋ぐこと。

特に、人馴れしていない野犬の仔犬たちを
社会化して、家庭犬としてトレーニングして
里親さんに繋いで、終生可愛がってもらうこと。

それが、わたしのできることで得意なこと。

ミルクちゃんの可愛いさと
シャイさとすばらしさを伝えるブログだったのに
なんか、熱く語ってしまいました。

チャコまま

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