2025年1月28日火曜日
茨城県動物指導センターより
2024年11月18日に収容された負傷犬「ミク」を引き出しました。
暴れて威嚇するため、避妊手術に加えて
左前脚の傷の治療もしていただきました。
同時に、首輪2本、チェーンリード、エリカラも装着
執刀医は、学園の森訪問診療アニマルクリニック 鈴木先生です。
手術と処置に約3時間を要しました。
今後、チャコまま家にてミクを預かり、怪我の治療を行うため
とても良いタイミングでありがたかったです。
手術室まで運ぶ際、装着していたリードは3秒で噛み切ったとのこと。
さすがの野犬魂でございます!
麻酔から覚めたばかりのミクちゃん
痛かっただろうに・・・この2カ月、よく我慢してきたね。
もう大丈夫だよ。
エリカラされて、めちゃくちゃ不服そうな顔。
バリケンの中の白いシーツに、運とおしっこをしてしまったのですが
取り出すのはあまりに危険なため、そのまま自宅まで運びました。
我が家に到着です。
自宅に運ぶ際、今回も、けやきちゃんパパさん&ママさんに
助けていただきました。
毎回、本当にどうもありがとうございます。
バリケンを運ぶ際も、ミクちゃんはムキムキして
扉にガンガンアタックしてくれました。
こういう激しい子引き出すの、10年ぶりくらいかな。。。
サークルの中に入れた、バリケンの屋根を取る。
(噛まれるかもしれず、怖かった~)
誰かに似てる、ダナ?
同じ、茨城町出身のダナ、ダナ~♡
ミクちゃん、可愛いお顔ダナ~♡
バリケンの屋根を外したところ。
白いシーツを取り出すと、カプカプと威嚇されました。
おっかなびっくりのわたし。噛まれるの怖いよぉ~。
ミクちゃんを、上から見たところ。
サークルで囲っています。
治療していただいた左前脚
包帯の交換と処置・・・どうしたんだろう?
1カ月後、2カ月後、1年後、3年後・・・
いつになるかわからないけれど
「あのときのミクちゃん、ヤバかったよね~。今じゃ信じられないね♪」
という、幸せ極まりない言葉を、未来の里親様と交わしたいです。
それが、わたしの目標!
バリケンの屋根の内側に、ミクちゃんの暴れた痕跡が残っていました。
珍しく、トゥルーが引き出した犬(ミクちゃん)に興味を示しています。
いつもは逃げて、ビビってしまい、排泄もままならいというのに
ミクちゃんに限って、ビビりもせず、排泄もいつも通りしていました。
ミクちゃんの推定年齢は3歳未満(2歳~2歳半くらいかなと、鈴木先生談)
出産子育てをした形跡があり、お母さんだったことがわかります。
センターでお世話をしてくれていた職員さんは、ミクちゃんが収容されたとき
まだお腹が膨らんでいた(出産してすぐっぽい)と話してくれました。
もしかして・・・ラブグッドくんのお母さんかもしれない?!なんてね。
(トゥルーもラブグッドくんも、みんな茨城町鳥羽田出身です。)
きっと初めてなんじゃないだろうか。
保護犬が来て初日にトゥルーが傍に寄っていくこと。
トゥルーは何を考えているんだろう。
聞いてみたいな。
このブログを書いているときは、もうすぐ日付が変わるころ。
ですが、ミクちゃんは排泄も出ないし、水も飲まず、ご飯も食べません。
チュールも、興味なし。
今日は大変な一日だったから、痛みもあるだろうし、疲れていると思う。
少し様子をみます。
ミクちゃんは暴れて威嚇するため
引き出すことは危険だから
やめた方がいいと職員さんに止められました。
わたしも、ミクちゃんの怪我がなければ
きっと引き出しを見送っていたと思います。
口の出る犬は、ちょっと・・・引き出しは難しいです。
とはいえ、ミクちゃんの痩せた身体と
左前脚の負傷を治療してもらえないこと、
わたしは人として、見過ごすことができませんでした。
収容時、関節の骨が見えるような骨折に加えて
括り罠と思われる指の傷もありました。
その後、抗生剤を飲ませてもらったようで
傷口はふさがりつつあったようですが
治療もされず、首輪を装着しようとした際に
暴れたそうで、また傷口が広がってしまいました。
(24日、わたしが確認したのはこの状態)
そして、この週末(たぶん日曜日)で、手を舐め壊し・・・
指の骨がなくなってしまったと。
センターでは、消毒するくらいしかできないそうで・・・
傷口を治療してくださった鈴木先生からは、
思った以上に傷が深くて驚いたと言われました。
今は、傷の治療と、痩せた身体の回復と健康を
取り戻すのが先決です。
それが落ち着いたら、曲がってしまった左前脚を
どう対処していくのか、考えないといけないです。
ミクちゃん、今は、どんな子かわからない
威嚇がある(攻撃性ある)
ご飯食べない、排泄出ない。散歩できない。
人慣れしてない、リード着けられない、などなど
今は「ないない」ミクちゃんですが
不思議と怖さや不安とか、まったくなくて
引き出せてよかった!という喜びの方が大きいです。
とにかく、1月24日に「ノエル&マキちゃん」(どちらもポチの会さん預かり)
1月28日に「ミクちゃん」(チャコまま預かり)
と、3頭の痩せた野犬女子をセンターから引き出せたこと
本当によかったと思っています。
今日も長い一日でした。。。
チャコまま
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非常にありがたいです。
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